イオン浸透療法は【イオントフォレーシス療法】【イオン導入法】【電離療法】ともいいます。
イオン浸透療法は微弱な電流を利用して、溶液中でイオン化した薬剤を皮膚から体内に浸透させる治療法。イオン浸透療法。イオン導入法。電離療法。
■物質はすべて原子と分子(原子の集合体)で構成されています。人体は分子の集まりである細胞をつくり、組織が組み合わさって器官をつくり、器官が集まって部位をつくる、といった形で出来上がっています。 生命の最小単位といわれる細胞も、もとはと言えば106種の原子(元素)の組み合わせで形成されているのです。原子は帯電微粒子からなり、中央の陽子とその周りを運動する電子で構成されており、電子は負(ー)の電気、陽子は正(+)の電気をもつことで、全体が中性に保たれています。
■イオンとは、その原子或いは分子の内、電荷を持つもので、電子が飛び出して一個少ないものが陽イオン(プラスイオン)電子が増えて一個多いものが陰イオン(マイナスイオン)です。 イオンは細胞の電気の流れを司っており、正常な状態が保たれることで生命が維持されているのです。イオンの活動に異常が生じると恒常性に変調をきたし、たちまち体調を狂わせることになります。従ってイオンは生命活動の根源であり、イオン浸透療法とは、そのイオンを直接体内にチャージすることにより、イオンの活動を正常にし、かつ活性化させるものです。
川﨑治療所では竹尾式イオン浸透総合療法を行なっています。
■具体的には1928年(昭和2年)に竹尾時丸氏が開発したイオン浸透療法器を川﨑治療所では使用しています。
■竹尾式イオン浸透総合療法とは
3段階にわたる加療を1クール約50分で行います。
STEP 1:スィンウェブ療法(脊髄刺激療法)
STEP 2:イオン浸透療法
STEP 3 :操作通電療法
※STEP1〜3まで、通常1クールの施術に要する時間は約50分ですが、症状により、悪化が進んでいる場合は、その状態に応じた特別施術も行います。現代病や慢性病など様々な症状でお悩みの方の改善例は枚挙に遑がありません。